当サイトでは記事の一部にアフィリエイト広告を掲載しています。
スポンサーリンク

ポンド円振り返り(2022/8/8~8/12)

トレード記録

備忘録的なポンド円振り返り記事です。先週の振り返りはコチラ

ポンド円振り返り(2022/8/1~8/5)
備忘録的なポンド円振り返り記事です。先週の振り返りはコチラ。 基本的なスタイルについて 長期足(H1, H4, D1)で節目・波動の確認、短期足(M1, M5)で仕掛け足の確認 スキャル的に一部(だいたい3分の1)を利食いしたあとは、残りを...
スポンサーリンク

基本的なスタイルについて

  • 長期足(H1, H4, D1)で節目・波動の確認、短期足(M1, M5)で仕掛け足の確認
  • スキャル的に一部(だいたい3分の1)を利食いしたあとは、残りを引っ張る
  • (仕掛け時点で)リスクリワードレシオ5以上を狙う

  • 関連通貨(USDJPY、GBPUSD)はたまに見る程度
  • 特に表記がない限りチャート表示ツールはForex Tester 5、チャートデータはDukascopy Japan社のヒストリカルデータを使用
  • 画像はクリックすると拡大表示され、右上の「×」(もしくは画像の外)をクリックすると拡大表示が終了します(2画面PCをお使いの方は画像保存すると見やすいかもしれません)

4時間足

ポンド円(GBPJPY)4時間足

ポンド円(GBPJPY)4時間足

ポンド円(GBPJPY)4時間足、直近部分のみ

ポンド円(GBPJPY)4時間足、直近部分のみ

 寄り付き時(ピンク縦線)の争点は、先週高値となったBOE発表直後の高値(足1)を超えるかどうかだと考えていたが、月曜に高値を目指したものの到達せずに反発した(足2)。

 月曜、火曜(足3)と2回高値を試しにいったが失敗したあとに、水曜夜に米国消費者物価指数(CPI)発表時のドル円急落につられる形で急落した(足4)。

 木曜以降に軽く戻したあと、再度反転し直近安値を目指す途中で引けた。

1時間足

ポンド円(GBPJPY)1時間足

ポンド円(GBPJPY)1時間足、直近部分のみ

ポンド円(GBPJPY)1時間足、直近部分のみ

 緑水平線ゾーンはBOE発表時の高値だけでなく、最高値から下落したあとの一回目の戻り高値(足1)も関連しているそこそこ重要な節目で、この水平線を試して反発したことで、堅い抵抗線を思わせる展開となったと考える。

 足3近辺ではダブルトップになっていることが確認でき、足2の高値から見て高値切り下げの展開が色濃くなってきた。

 米国CPI発表時(足4)、一時的につけた高値が下降トレンドラインを試して反発するような形になっていることが確認できる。一見衝動的な動きであるように見えるが、プライスアクションが機能していることを感じさせる展開と考える。

 水平線aは週足寄り付き直後の安値や足4からの急落後の戻り高値(足5)を始めとした多くの意味を持つ節目のライン(ゾーン)で、足6は水平線aを試してから反発していることが確認できる。

日別短期足(気になるところだけ)

8/8(月)

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/8

ポンド円(GBPJPY)5分足、8/8

 チャネルライン(チャネル)を意識できていれば、足2がチャネルをオーバーシュートしたように見え、また、意識される可能性が高い節目(1時間足チャート参照)にほぼ到達していることから、チャネルのオーバーシュートからの反転が確認できれば、足2以降で売りを考えてもいいと考える。

 理想を言えば足a(下図1分足)だが、足bや足cも候補になると考える。トレンドライン近辺への到達か、足1の安値(実体)までは引っ張ってから利食いしたい。

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/8

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/8

 「トレンドラインのブレイク」は人やチャートによって感覚が異なると思うが、「安値(節目)を下回った」という事実はトレンドラインブレイクという抽象的な事象よりも多くの人がわかりやすく認識できる事実だと考える。足1の安値更新をもって短期的にはショートを考える局面になった。

 足3はトレンドラインブレイク後に一度つけた高値を試してから反転するダブルトップの展開で、短期足でいい足が確認できたら売りを仕掛けたい。

 後々見てみると足a(下図1分足)が理想的な仕掛けポイントに見えるが、当の現実はというと、トレンドラインブレイクの足bあたりで飛び乗る形になってしまった。

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/8

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/8

 トリプルゼロ到達により一部利食いはできたが、足aで仕掛けたのに比べると利幅は薄く、このあとの戻りに耐えられず建値で決済する羽目になってしまった。

 足4は短期足レベルのチャネルを更新してから反発した足で、もしデイトレレベルの売り玉を持っているなら一部を利食いか利確をしたい。調整の戻しを狙った買いも狙えなくはないと考える。

 1分足(下図)では足4近辺できれいな安値4本揃い→押してから陽線包み足のシグナル足が確認できる。幾度かの明確な利食いポイントも見受けられる。

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/8

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/8

 足5の高値は、足2-4の下落幅に対して約6割(約61.8%)の戻し地点ではあるが、これといって目立った節目はない。

 5分足において足5ではアップダウンツインの強い反転パターンが見受けられるが、満を持して仕掛けるには根拠が少し薄いと考える。ただ足2の高値の上にストップを置くような前提の仕掛けであれば、理屈は通っていると考える。

 足5でつけた高値を再度試してから下落、そして足6が3回目(足5で高値を記録してからは2回目の試し)の高値になることから、足6以降で良いシグナル足が確認できていれば仕掛けたい(下図1分足)。直前にダブルボトムの展開が確認できる点は少し気になる。

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/8

8/9(火)

ポンド円(GBPJPY)5分足、8/9

ポンド円(GBPJPY)5分足、8/9

 足2が足1の高値を上回り、ダウ理論的にも高値切り上げ、安値切り上げの構図が明確化した。足3の安値が直近安値(通過点は実体で)で結んだラインに到達し、直後に反転したことで、ここから上昇するとしたら一番深いポイントまで押したと考えられる。

 1分足(下図)ではダウンアップツインが確認でき、スキャル的に仕掛けるなら足aか、(直近安値を下回ったら切る前提で)足3のほぼ最安値付近で仕掛ける手も考えられる(上昇の仕方を観るに、実際にそう仕掛けたトレーダーは多そうな気はする)。ライン到達で仕掛けるのは即死リスクがあるものの、成功すれば足aで仕掛けるよりもより大きなリスクリワードが獲得できる利点がある(また逃げる条件も分かりやすい)。

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/9

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/9

 私は利確まではそこそこ時間がかかると思っていたが、結果的には昨日の61.8戻しの高値とウォルフ波動的解釈で引ける破線(ピンク)が交わる付近で利食いが発生した印象(下図参照)。それ以外の利食い候補としてトリプルゼロ(163円)、足2高値近辺などが挙げられる。

ポンド円(GBPJPY)5分足、8/9、ウォルフ波動

ポンド円(GBPJPY)5分足、8/9、ウォルフ波動(厳密には違う)

 場合によっては緑水平線も超えて165円コース(BOE発表時高値ブレイク)もありうる……と思ったが、足4で直近高値を明確に超えられずダブルトップを形成したのち、勢いは続かなかった模様。

 足5ではレンジ(保ち合い)を打破せんと強気の陽線包み足が確認できるが、直後に大陰線が続き失敗となった感がある。スキャル的には足5以降で売れなくもないと考えるが……(ここもウォルフ波動的展開が確認できる、下図)。

ポンド円(GBPJPY)5分足、8/9、ウォルフ波動に近い三角持ち合いからの下抜け

ポンド円(GBPJPY)5分足、8/9、三角持ち合いからの下抜け

8/10(水)

ポンド円(GBPJPY)5分足、8/10

 朝から値動きがなく、何事かと思っていたら21:30(上図では15:30)に米国CPI(消費者物価指数)の発表があり、結果的にはそれ待ちという展開だったように見受けられる。

 しかし、1時間足のところで記述した通り、足1はトレンドラインを試してから反転していることから、指標を一切無視するのであれば足1はシグナル足として解釈できなくもない。とはいえもちろん仕掛けていないが(スプレッド云々のリスクが大きく、そもそもCPIの存在すら失念していた模様。さらに言うと発表の瞬間は寝ていて、22時過ぎに起きて見たときはビックリした^^;)

 ただ急落後の展開として、足2は上位時間足レベルの上昇トレンドラインブレイク(当日安値更新でもある)からの戻しで、直前につけた高値を試している前提があるため、仕掛ける余地があるかもしれない。足aやb(下図1分足)が理想的なシグナル足に見える。

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/10

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/10

 足1を含む急落からの一連の展開は、イギリス国民投票(2016年6月)時の大暴落と似ており、相場はフラクタルであることを如実に伺わせる(下図参照)。

ポンド円(GBPJPY)1時間足、イギリスEU離脱国民投票前後の相場。やや横に間延びしているが急落後の一時的な戻し、最安値を記録してからツーレッグの調整など類似点は多い

ポンド円(GBPJPY)1時間足、イギリスEU離脱国民投票前後の相場。やや横に間延びしているが、急落前の上昇、急落後の一時的な戻し、最安値を記録してからツーレッグの調整など類似点は多い

8/11(木)

ポンド円(GBPJPY)15分足、8/11

ポンド円(GBPJPY)15分足、8/11

ポンド円(GBPJPY)5分足、8/11

ポンド円(GBPJPY)5分足、8/11

 正直これといったパターンが見受けられないが、8/8の安値(足1)、8/11の安値(足2)を結んでできる直線(チャネルライン)が、8/11最安値である足3でピッタリ反発していることから、これを意識していたトレーダーは足3近辺で仕掛けられたのかもしれない。

 さらに足3の安値は、8/5にもみ合った挙げ句ケリを付けた際の安値(ゾーン)という節目でもあったため(赤水平線)、2つの条件から十分買う根拠は揃っているといえる。リアルタイムでここまで意識できていれば……。

 しかし仕掛けるとなると「これ!」という足はあまりなく、(仕掛け方はスキャル的なのに)デイトレ目線になるが足b(下図1分足)あたりが候補と考える(ストップは足3の安値の少し下)。

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/11

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/11

 足aも強気の反転足ではあるが、ここで仕掛けるくらいなら足3の2本後の足をシグナル足とし、その次の足で仕掛けるべきな気がする。

8/12(金)

ポンド円(GBPJPY)5分足、8/12

ポンド円(GBPJPY)5分足、8/12

 15:00(上図では9:00)にイギリス系指標(GDP)の発表があり一時的なボラティリティが生じたが、通して値動きの小さい1日。

 週足寄り付き近辺レート(水色水平線)での反発(足1)、上昇トレンドラインブレイク後の指標発表時の安値を試してからの反発(足2)などがトレード候補。

 足1の高値をスリープッシュとみなせれば、上位足の展開と合わせて仕掛け候補として扱えると考える。個人的には足2でのほうがわかりやすい気がする。細かい仕掛け足近辺についての見解は割愛。

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/12、足1近辺の展開

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/12、足1近辺の展開

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/12、足2近辺の展開

ポンド円(GBPJPY)1分足、8/12、足2近辺の展開

余談

内心、海外がバカンスに入りつつあるから動かないのではと思ってたのですが、案外動いてるし、ちゃんと見ると明確な仕掛けポイントがそれなりにあったなという一週間でした。

個人的にはうまく行ったといえるトレードは1箇所しかなかったため(ただ意味不明な大敗もなかったが……)、もっと集中して見ないといけないと思いました。

来週は(トヨタカレンダー的解釈で)長期連休が短い日本でもバカンスといえそうな一週間なので、あまりトレードせずにトレーニングに励もうかなと思ってます。トレードするにしても欧州か北米時間帯に絞って見ようと思っています。

  • トップページに戻る
トレード記録
スポンサーリンク
MCをフォローする
スポンサーリンク

コメント

  1. 初心者 より:

    FXをビジネスとして始めよう(始めたい!)
    と感じ経緯こそ忘れましたがこのサイトに辿り着きました…
    うまく行った…かと思いきやうまく行かず…のくりかえしを行ってる日々です
    いつかまた、トレード週報が更新されれば嬉しく思います…

タイトルとURLをコピーしました