本カテゴリでは、
- 1からトレードを開始する
- トレードを本格的に行う
という方々向けの準備物、ツール、環境づくりのために必要なものをまとめています。
これからトレードに関する勉強を始めるにあたって初期投資する価値のある本やツールについて紹介しています。
1からトレードの勉強を始めたい人向けまとめ
最初にまとめとして、
- 「もし私の知り合いから『本格的にFXを始めたい』と言われたら何を薦めるか?」
- 私自身が「強くてニューゲーム」できるなら(FXを始める瞬間にタイムスリップできるなら)何を揃えるか?
という条件だと、(当サイトでは)以下のものを揃えることを推奨します:
商品名 | ジャンル 価格 コメント |
---|---|
FX5分足スキャルピング | ジャンル:書籍 価格:5,800円 コメント 「プライスアクショントレード入門」を推したいが、コチラのほうが内容がとっつきやすいので先に推奨。 |
ゾーン or ゾーン最終章 |
ジャンル:書籍 価格:2,800円 コメント 読んでおいて損はない、「相場心理」にまつわる書籍。 |
パソコン (OS:Windows) |
ジャンル:電子機器 価格:???円 コメント トレード、分析、検証のためのパソコン。所有済なら改めて買う必要はないが、要求スペックとしてCore i5以上のCPU搭載を推奨。 |
Forex Tester | ジャンル:検証ツール 価格:299ドル コメント いきなりリアルトレードをしても資産を相場に流すだけ(299ドル分の損失なんて一瞬)。検証して現実を見て、自身が納得できる結果を残してからリアルトレードすべき。 |
SBI FXトレード or DMM FX |
ジャンル:FX口座 価格:無料 コメント 練習用に。初心者向きかつオールラウンダー向け口座として挙げられるのは左記の2社。トレードスタイルが確立したら自身に合うブローカーと契約すれば良い。入金は10万以下(1万通貨取引可能な分)で十分。 |
時間 | ジャンル:人生 価格:プライスレス コメント 勉強、分析、検証の時間。最低でも300時間~は確保したい(1日3時間なら100日~)。無駄な観念が入ってないほど短く済み、また知力(≒頭の良さ)や詰め込み度合いによって大きく前後する。 |
⇒パソコン保有済なら8,600円+299ドル(税込で4~5万)の初期投資です。高いと思うか否かは諸氏に委ねますが、後々相場から稼ぐと考えれば安いものだと思います(思いたい)。
「スマホでトレード」は文字通り「できなくはない」ですが、あまり推奨はしません(特にスキャルピング~1時間以内のデイトレをするなら)。検証を行うためにもパソコンの購入を強く推奨します。
なお、パソコンはノートでもデスクトップでもどちらでも構いませんが、個人的にはデスクトップ推奨です(拡張性において優位)。
逆に、絶対に買うべきでないものを挙げると、
- 「◯◯万が■■■万になった!」
- 「◯◯万を■■■万にしたワタシ(著者)の●●!」
- 「専業主婦でもできる!」
- 「スキマ時間でできる!」
- 「スマホでカンタン!」
というようなキャッチコピーの本または商材
というようなタイトルの、いわゆる「FXはカンタンに儲かる」と謳っているタイプの書籍です。
買うことはおろか、害でしかない(読めば読むほど勝てなくなる)と思ってます(※あくまで個人の見解です)。
現実問題、知り合いにそういう本はオススメかと聞かれたら「立ち読みすらするな、金をドブに捨てたければ買って読めば?」と伝えています。^^;
トレーダーのための勉強用書籍など
主観的な評価になりますが、過去に読んだ書籍の中から当サイトと関連が深い書籍をリスト化しました。
各書籍のもう少し詳しいレビューは別記事にて紹介します(予定)。
予算と用途に合わせてオススメ度の高い順に購入されることをオススメします:
予算 | オススメ |
---|---|
無限にある | とりあえずトレード入門、5分足スキャルピング、ゾーンの全3冊(計14,400円) ⇒読み終わったらその他書籍へ |
1万円以内 | トレード入門か5分足スキャルピングと、ゾーンの計2冊(計8,600円) |
1冊だけ | トレード入門か5分足スキャルピング(5,800円) ⇒読み終わったら↑の買わなかった本 or ゾーン |
プライスアクショントレード入門(アル・ブルックス 著)
- 難易度
- ★★★★★
- オススメ度
- ★★★★★
- 長所
- ローソク足から値動きを分析・読むことができるようになる。
- 短所
- 難しく、かつ読みにくい(回りくどい論調、図示すべき内容を文章で表現しているため)。
- ひとこと
- 値動きの本質に迫った本。この本の内容さえ極められればもう他の本は不要なくらいのレベル。読みにくいが内容の濃さは随一。
- 価格
- 5,800円
FX5分足スキャルピング(ボブ・ボルマン 著)
- 難易度
- ★★★☆☆
- オススメ度
- ★★★★☆
- 長所
- 本書に沿った半年分の分析結果が公開されており、著者の考えを理解しやすい。
- 短所
- ブルックス本と比較するとやや浅い印象(これで十分、ともいえる)。
- ひとこと
- 仕掛け前の値動きに特化したとっつきやすい内容。これから勉強する人向けとしてブルックス本よりも良いと思う。
- 価格
- 5,800円
TRADING IN THE ZONE ゾーン 相場心理学入門(マーク・ダグラス 著)
- 難易度
- ★★★★☆
- オススメ度
- ★★★★☆
- 長所
- 生涯に渡って勝ち続けるために必要な心理的思考(マインド)を学べる。
- 短所
- これを読んだからといって急に勝てるようになるわけではないし、「ゾーン」の境地に入れるわけでもない(手法に関する記述はゼロ)。
- ひとこと
- ある程度の優位性を持った手法を身につけているトレーダーが読むとブレイクスルーを起こすかもという魔術書的な一冊。一読の価値あり。
- 価格
- 2,800円
しかも、Kindle Unlimitedは初めての利用なら30日間無料で会員になれるため、実質タダで読めます。是非ご活用ください。
相場サイクルの基本(レイモンド・メリマン 著)
- 難易度
- ★★☆☆☆
- オススメ度
- ★★★★★
- 長所
- サイクル理論の初歩的な知識から、よくあるサイクル構成を詳細に紹介。
- 短所
- 常に本の通りの展開になるわけではないことに注意。
- ひとこと
- プライマリーサイクルとメジャーサイクルを基本軸とした丁寧な解説。サイクル理論を初めて学ぶならまずコレ。
- 価格
- -
個人的には「サイクル理論を学びたい人が読むべき本No.1」と現状思ってます(FXに特化したサイクル本なら↓のサイクル投資法マスターブックがオススメですが)。
しかも、Kindle Unlimitedは初めての利用なら30日間無料で会員になれるため、実質タダで読めます。是非ご活用ください(私はこれを活用して読みました)。
FXサイクル投資法マスターブック(松下誠 著)
- 難易度
- ★★☆☆☆
- オススメ度
- ★★★★☆
- 長所
- 相場環境をサイクル分析を通して理解できる
- 短所
- サイクルはあくまで相場環境認識手法であり、トレード手法のための概念ではない。
- ひとこと
- サイクル理論を学ぶために最適な一冊。増刷されてないようで、徐々に入手困難になりつつある。
- 価格
- 2,800円
プライスアクションとローソク足の法則(アル・ブルックス 著)
- 難易度
- ★★★★★
- オススメ度
- ★★★☆☆
- 長所
- より細かいローソク足ごとの特徴分析を抜け目なく紹介。
- 短所
- (個人的に)赤本(トレード入門)より難解で理解に苦しむ。基礎知識なしに理解しながら読むのは困難。
- ひとこと
- 先に「トレード入門」を複数回読んでから読んだほうがいいと個人的には思う。買うのも一旦保留で。
- 価格
- 5,800円
Amazon Kindle Unlimited で読めるオススメ書籍
Amazonが提供するKindle Unlimitedは、200万冊以上の電子書籍が読み放題のサービスです。
このサービスは月額料金制ですが、最初の30日間は無料でお試しすることができます。
このお試し期間中に読むべき人気・おすすめの本を調査しました。
常勝トレーダーになるための検証ツール
Forex Tester 4
相場界における「検証」は、自分の相場に対する考え方やトレード手法がどれくらいの結果(利益)を生み出せるかを試す行為のことを指します。
書籍などで知識を吸収したあとは、必ずこの検証の過程を通る必要があります。というのも、考えている手法が安定して勝てるかどうかを知るには、「ある程度の期間で同じトレードをし続けたときにどれくらい勝てるか」を実証する必要があるからです。
「5年間リアルの相場でトレードしたけどマイナスでした」だと、資産レベル・人生レベルで手遅れになりかねません。お金はどうにかなるかもしれませんが人生(時間)は不可逆的であり、過ぎ去った5年という月日を取り戻すことはできないからです。
別カテゴリでも紹介していますが、当サイトでは検証用のツールとしてForex Tester(フォレックステスター)をオススメしています。
Forex Testerの長所を書くと……
- 主要通貨ペアの過去十数年分のチャートの振り返りや分析が可能
- 注目の場面を繰り返し再生⇔巻き戻し可能
- 浮かんだ手法がどれくらい実用的かのテストが可能
- 自身のスキルを測るためのバックテストも可能
と、分析からトレーニングまで幅広く使えます。
書籍で得た知識をアウトプットするために書籍と合わせて、もしくは読んだ後に購入するといいと思います(不定期ですが、セール中に買うことをオススメします)。
コレやコレに準ずるものを持ってない(使わない)でFX相場で生き残っている個人を私は知りません(まあ、いるとは思いますが……)
トレードに必要なネット環境は?
下記記事は、外出先でトレードを行うにあたって必要なネット環境についてまとめています。
自宅でトレードをする場合、光回線+有線ならとりあえず速度面で困ることは全くありません。光回線+無線でも同様です(切れるというリスクは有線よりもあります)。
速度面に不満を感じる場合、パソコン要因である可能性が極めて高いので、パソコンを買い換えることをオススメします。
トレードのための道具一覧
「適当にパソコンとか見繕えばいいんでしょ?」というのはあながち間違いではないですが、勝率を1%でも上昇させるためにはトレードに適った道具を揃えることが重要です。
逆に言えば、道具をきっちり揃えるかどうかで勝率が左右しかねないため、道具選びは大切です。ある程度の初期投資を行う価値があると考えます。
トレードのための「パソコン」
実は、トレードを行うにあたって通信速度はそれほど重要ではないことがトレードで使用する通信容量から分かっています。
重要なのは、通信速度よりもむしろパソコンの処理性能だといえます。
そこで、トレード用パソコンに求められるスペックと、スペックを満たす性能を持つパソコン(CPU)についてまとめました。
トレードのための「モニター」
トレードのための「イス」
長時間イスに座りつづけるトレーダーという職業は、イス選びも大切です。私のように腰を痛めないようにするには、良いイスと良い姿勢を保つことが大事です。
トレーダー向きのイス(≒トレーディングチェア)を調べました。
トレードするためのブローカー選び
※後日一覧を表示する予定です。
個人的ブローカーレビュー
過去に私が使ったことのあるブローカーについて、簡単に紹介します。
私はまだ読んでないので断言できないのですが(本屋で序章のみ立ち読みしただけ)、最終章しか売ってなかったり最終章のほうが安い(笑)という場合、ゾーン最終章を購入するのもアリだと思います。