ドル円、ポンド円を中心とした振り返り記事です。
使用(登場予定)チャート
- TradingView(https://jp.tradingview.com/)※なお非課金(ブラックフライデーのときに課金すれば良かった…)
- ForexTester(6)
- LION FX(ヒロセ通商) ※登場するとしたら10秒足
ドル円
年のはじめは「押し目買いすれば…」と思ってたドル円でしたが、雇用統計(先週金曜)の発表後から雲域が怪しくなり、特に週の前半はデイトレしようとしたら最悪の相場だったように思います(もしかしたらスキャルパーにとっては美味しい相場だったりする?)。
実際問題買うにも買えない、売るにも売れないという展開が続いていたので、個人的には何もしなかったという点でうまく乗り切ったと思っています。
あと、火曜日(14日)10:30ちょうどに、指標というよりはどこかのメディアと思われる日銀政策金利にまつわる報道でアルゴ的な何かが働いて、上下100pipsの変動が起こったりと鬱陶しい足も生じました。なお、「Bloomberg」がその関連の記事を投稿したのは記事を見る限りでは10:42らしいので、別のメディアの投稿と思われます(いずれ見れなくなると思うけど記事は下記)。Bloomberg(に寄稿する記者)が政策金利についての記事を投稿した瞬間変動した例も複数あるので、ドル円で何かあったら私はわりとBloombergを見に行きます。
水曜日に大きく下落しましたが、初動はともかくそのあとの戻しはベアフラッグにもなってるから売れなくもない…かもしれません。が売れず(なぜかドルストスイングを注目していた)。ベアフラッグブレイク(灰矢印左側)のところで売るよりかは、その後の陽線→十字足→陰線で戻りを(1分足、10秒足などで)確認してからのショートのほうが勝率は高いと思います(リワードは矢印で仕掛けたほうが大きいですが)。
ダブルボトムを否定したレートを再度試して反転した部分(灰矢印右側)は、反転した後の戻しがなくスルッと落ちてしまったので個人的には微妙です(もう1回高値試すだろという頭があるので)。もしかしたら超短期足(10秒など)を見たら上影陽線の足がダブルトップになってたりするのかもしれませんが。初動(緑枠)のN波達成後、その一連の波動を1つにまとめた波動(青枠)がN波を達成していることが確認できるので(私は実体から実体までを測定し、N波動3波目の始点はヒゲ先に置く)、もしCPIがなければ青枠1個分くらいは狙えた気がします。EMAの構図などで考えたらここの売りは絶品に見えます(CPIの発表足自体が仕掛け足になりえた。しかし実際は急落につき見送り)。
ポンド円
まず月曜朝に強い下落が生じており、そのあとの戻り売り(灰矢印)はわりと典型的なベアフラッグブレイクなので、ちゃんと見ていれば売れたと思われる…のですが売れませんでした。金曜に下落のスイングがあることも売る根拠にプラスに働いています。
赤枠は午前中の下降スイング(初動)を測った枠で、その後N波を達成した(2個目の赤枠下底)だけでなく、E波(3個目の赤枠下底)も達成しました。達成後反転が生じていますが、本当にこの波動が大衆(具体的には大口投資機関)に意識されていたものなのかどうかは不明です。ただ、私は指値のターゲットとして最適な気がします。あと余談ですが、赤枠2個分の波動が後にN波を地味に達成していることをFEで示していますが、この波動は正直取りづらく見えます(190.066、その後調整の上昇が始まっている)。
私はTradingViewに課金してないのですが、週末に振り返る分にはギリギリローソク足が表示できたので記念に(基本的にはFT6で振り返る)。1分足だとどの足で仕掛けるかはちょっと微妙に見えますが、5分足との兼ね合いだと上画像(5分足の引けでもある)かなという気がします。リアルタイムでチャートを見てなかったのが悔やまれます。
水曜から木曜にかけても下落が続いており、先週金曜から月曜の下落分が継続する(N波を達成する)期待が十分持てました。紫枠の下底がその到達レートです(およそ188.60)。木曜の展開は月曜と雰囲気は似ていて、朝に下げた分をベアフラッグブレイク後にもう一発下げるのではというパターンでした。
ベアフラッグブレイク後、高値を試しに行ったレートがダブルトップになって反転したパターンなので、本当は灰矢印左側の足あたりで仕掛けちゃっても良いんじゃないかと思うのですが(5分足の引けでもある)、私はもう1回節目(緑の横ラインなど)を試しにくるという考えがあったので、なんかそのまま落ちていってしまいそうと思ったところ、中途半端なところ(緑矢印)で乗ってしまいました。
実際、緑の横ラインまでは試さなかったものの戻しは発生していて、その後の反転(灰矢印右側)で仕掛けるのがある種の戻り売りの王道のところ(ブルックス本でいう安値1)なんだろうと思います。その後当日安値まではまあまあスルッと行きましたが、私が期待していたのはもっと急な下落だったので思ったより利が乗らなかったなという思いです。とはいえ189.9近辺で約半分を利食い、残りは15分足などで判断して逃げました。
その後、一応(木曜午前の下降スイングの)N波は達成したものの…って感じです。まあポンドも円も現状弱いもの同士なので…
その他通貨
先週あった、「指標前に仕掛けて指標前までに利が乗らなかったから切ったら指標発表で上げた」というパターンに今週はオージードル(AUDUSD)とニュージードル(NZDUSD)で遭遇。
上画像はAUDUSD。AUDUSDはN到達できているので、CPIをシカトして持ち続けていれば一部利食いはできたと思われる(内心もっと伸びるという期待があった)。むしろNZDUSDはN到達前に反転しているのでどっちにしろ中途半端なオチだったかもしれない。
余談
一応収支としてはプラスなものの(ロットサイズは先週記した通り大したサイズではない)、寝てたから仕掛けられなかったはもう仕方ないとして、「見てたけど仕掛けられなかった」という仕掛け損ねがちょいちょいあるので、まだまだ進歩の余地があります。そのあたりがしっかり改善できたら一気にロットサイズを上げたいと思っています。
で、もっと言えば週間の収支がプラスかマイナスかなんてどうでも良く、本当に優位性の高いトレードだけやっていれば自ずとお金は貯まるはずなのでそこだけに注視して頑張っていきたいです。
と意気込んだところで、来週は米国大統領就任(月曜深夜)に日銀政策金利発表(金曜昼)とネタが多いので、意味不明な挙動が起こりうることをいつも以上に警戒しないといけないと思っています。なお私は金曜は休んで淡路島に行こうと思っています(笑)。
コメント
初めまして、更新有難うございます!
ボルマン・ブルックスで検索ヒットし、昨年から拝見させて頂いてます。
記事を印刷してファイリングしながら本と行き来してる最中です。
ボルマン・ブルックスを含め、サイクルも読了するまで時間がかかりそうですが、頑張ります。
一言お礼が言いたくてコメントさせて頂きました。
これからも更新よろしくお願いします。